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2010年09月25日

夢と現実

あらい信一氏が、ブログで岐阜県が起債許可団体に転落した状況を詳しく説明しています。

こちら

これで、私が8月14日に書いた『景気はよくなるか?』と言うブログの意味が一部ご理解してもらえるかと思います。

しかし、
現実を語る政治家と言うのは魅力がなく感じるもので
夢を語る政治家は魅力的に感じるものです。

国政でもそうです。
小泉総理は、『改革なくして成長なし!』と夢を与え
オバマ大統領は『チェンジ』と訴え
鳩山総理は『政権が変われば、日本が変わる』
と国民に夢を持たせました。

しかし、小泉氏の構造改革はそれによって起こったデメリットを大きくクローズアップされ、その改革を悪と評価され、メリットが評価されず、市場原理主義とレッテルを張られ、中断された事により失敗に

オバマ氏は、アメリカの社会保障を充実させようと努力しているが、日本にはほとんどない『リバタリアン』的思考の国民の抵抗により、苦境に瀕し、同時に経済危機回避もあってなかなか進めない

鳩山氏にいたっては、総理になれば何でもできるとでも考えていたのでしょうか・・・
ただ国民に絶望感を与えただけのような気がします。


現実は、なかなか夢物語のような訳には行かないと言う事かと思います。

世の中の政策には、メリットばかりの政策などはひとつもありません。
メリットの裏には必ずデメリットがあります。
そのデメリットが実感しにくい政策は評価され、デメリットが目に見えて感じる政策はどんなに将来が有望でも打ち消されて行きます。

医療や介護、生活保護など社会保障を拡充する事はいい事ばかりの様に感じるかもしれませんが、負担がどんどん増えて行きます。
それも、国民には感じにくい国の借金を増やすと言う方法で、子々孫々に負担を増加させている事を見逃してはならないと言う事だと思います。
菅総理も『第三の道』の考えをつらぬくのなら、ただちに消費税を上げるしかないのではないかと思います。

なぜなら、今の人口の年齢構成を考えれば、社会保障は増加する高齢者と増加しない労働者により、将来、高負担低福祉にならざるを得ない事は、あきらかだからです。
しかし、『消費税が上がってこの数年間、皆さんの生活はよくなったでしょうか?』と訴える政治家がおり、まさにデメリットだけをつるし上げ、メリットを少しも評価しようともせず、ただひたすら将来の子供たちの負担を見えにくい形でじりじりと増幅させている事にさえ気付いていない・・・(--;)


これは、政策のひとつの例に過ぎませんが、様々な事の政策に見えないデメリットと見えないメリットが存在し、民意はみな、見えるメリットと見えないデメリットの政策に偏りやすいものだと思います。

民主主義が成熟して来たがために、民意が自ら、見えないデメリットにより将来を荒廃させてしまう。

そんな現象が起こりだしていると言う気がしてならないのは私の取り越し苦労だといいのですが・・・(--;)  
Posted by 真野 栄治 at 14:50Comments(2)社会問題

2010年09月11日

景気は回復の兆しがある

 昨日は、議員全員による政策討論会が行なわれました。

テーマは
1.火葬場について
2.地域医療について
3.経済対策について

1については、改築もしくは移転を検討する検討委員会を立ち上げるべきという雰囲気
2については、高山市だけでなく地域全体として将来構想を検討するべきという雰囲気
3については、早急に取れる対策を提案する(プレミアム商品券や入札の仕方など)

というものでしたが、私が特に興味深かったのは飛騨地区全体の預金、借入の状況でありました。

21年5月から22年5月で、地方自治体をのぞく

預金が約50億円増え、借入が約60億円減っている事

これは、見方によってはお金の循環が悪くなっている状況でもあるわけですが、景気悪化から改善への第一段階であると私は見ております。

市民全体としてのバランスシートは大幅に良化しているのです。

ただ、この段階では感覚としては景気は悪いと言う状況は変わりません・・・(--;)

実は、ここからは市民、事業者、経営者が総じて『景気はよくなる』と強気で投資に向かう現象が一番重要です。
しかし、これは、心理的な部分が大きいので産業革命的な事が起きるとか、一部でも景気を牽引する儲かる産業が先行するか、はたまた、市民や国民の批判などものともしない日本全体を引っぱるような強力なリーダーシップを持った政治家が現れるか、などが必要だと私は考えます。

もし、事業者、経営者の方がこのブログを見ていたら、ぜひともお考えいただきたい。

今から、世界は間違いなく新興国バブルが進みます。
つまり、資源は上がることはあっても下がることは一時的なものです。
建物や機械など、ぼちぼち買い換える時期が来ているものがあったら、商売をこれからも続けるおつもりがあるのなら、今投資をするべきです。

そして、その将来を想定すれば、将来儲かる商売は今とは違うものになっているのはご想像がつくのではないでしょうか?

景気がよくないと待ってばかりいても、いい景気は来ません。
国や市が景気をよくしてくれる高度成長期は昔の歴史本の中の話であります。
そんなものに頼る企業はどちらにしても長続きはしないと思いませんか?
景気をよくするのは、国や市ではなく、企業である!と私は考えます。
ぜひとも、みんなで景気をよくしましょう!

おぉぉw( ̄o ̄)w !




ただ、もうひとつ見逃してはならなかったのが、個人の消費者ローンが21年12月から22年5月へ向けて3.8億円も増えている事
この要因については、可能性として22年3月の決算が超えられないため、個人事業主が消費者ローンを借りて、銀行の返済に充てた可能性が十分にあると言う点で、一部にはまだ倒産寸前の事業所がある可能性です。(--;)

もし、自分の事かも?
と感じられる事業者の方がこのブログを見ておられたら、ぜひとも、勇気を持って弁護士などに相談をしてもらいたいです。
倒産や破産はできればしたくないとみんなが思うものですが、これは、人間を助ける究極の救済策なのです。
あなただけが悪かったのではないのです、心配しないでぜひとも相談に行ってみてください。
それが、実は景気対策にもなるのです、よろしくお願いします m(_ _)m
  
Posted by 真野 栄治 at 09:56Comments(4)政治活動

2010年09月02日

『道』の改革 その3

それでは、本題に

まず、
菅総理は
『バブル崩壊以降日本経済は閉塞状況の中、わが国の病弊は限界に達しています』
と言われております。

確かに、景気はよいとは言えない

しかし、よ~く見て行くとそんなに経営努力をしないのに儲かっていたり、結果として儲かってはいなくとも経営努力せず放漫経営でも赤字になっていないとか、明らかに放漫経営で赤字で、少し改善すれば儲かるのにと言う状況は多々あります。

中でも、日本の制度、地域の流れにうまく乗るだけでそんな恩恵を受けている企業もある訳です。


また、どうあがいても資源のない日本において、もう一度昭和の様な経済成長が訪れる事を夢見る事はさすがに不可能でしょう。
つまりは、日本人の総生産、総所得はそうそう伸びないと考えるのが正解かと

そんな中で、若者の所得を伸ばすには、その制度によって恩恵をうける部分をいかに排除し、若者がチャレンジできる体制を作る事しかないと私は結論づけています。

つまり、菅総理の言う『第三の道』ではなく、彼が否定した『第二の道』ですが、彼のこの道の解釈は少し間違っていると私は考えています。

これは国全体の問題でもありますが、当然地域においてもそれはいくつかあります。
この改革は、数10年が必要だろうと思いますが、やらない限りは本当の地域の活性化などあり得ないと私は考えています。

ですが、これ以上具体的には書けません

なぜならば、私自身がこれらの恩恵受けている方々、つまりは多数の抵抗勢力と戦わねばならないと考えているからです。

その戦いをフェアーなものにする為には、やはりもっともフェアーな判断ができるリーダーが必要だった。
ですので、今回の事であきらめたと言う言葉が出てしまった事をご理解ください。


今回の事で、結果が出る時期は5年から10年先に伸びたかもしれないと推測していますが、それはそれで私に与えられた試練だと思い、努力するしかないです。
私自身、結果は出せるかどうかはわかりません
でも、やるだけの価値はあると思っています

みなさんの叱咤激励ありがとうございました m(_ _)m
おかげで、また勇気がわいて来ました。(^^ゞ

私は花火が好きで、中でもあの最後のスターマインが大好きです。
あのスターマインのように一花咲かせるためなら、のたれ死ぬのも覚悟でチャレンジして行きたいと思っています (^^ゞ
  
Posted by 真野 栄治 at 16:04Comments(4)政治活動

2010年09月01日

さすがに、するどい男!

私は、自民系で先般の参議院で当選した渡辺たけゆき信者でありますが、

この男 も! 間違いなく大物だと思っています!

今回の民主党の対応、まさしく彼の言う通りです。

皆さんも、ご一読を (;^_^A  
Posted by 真野 栄治 at 16:11Comments(0)社会問題

2010年09月01日

『道』の改革 その2

 昨日の続きです。

昨今は世界不況の立ち直りの兆しも弱く、円高、株価下落、と日本は経済の二番底へ向かう雰囲気であります。

その一番の要因は、菅総理大臣の上げる『第三の道』これが、市場評価をまったく得ていない

つまり、世界中の大投資家から見れば、
『日本の総理大臣はまったくの経済音痴だ!日本経済はボロボロになるだろう』
と言う事だろうと私は解釈しています。

しかしながら、民主党政権は衆議院で圧倒的多数を占めており、これも国民が選んだ結果ですから、少なくともこの三年間は経済は復興する事はあり得ないと推測しています。


本来、私自身は市議会議員になってから、ずーっと『積極財政を取って景気対策をしろ!』と土野市長と荒井氏に訴え続けて来ました。
しかし、昨年の夏から民主党政権に変わって、なおかつ『第三の道』という政策が出てからは、まったく正反対の主張をせざるを得なくなったのです・・・(--;)

『第三の道』で日本の景気が浮揚させるとするならば、まずはその財源として消費税の大幅アップなど社会保障費の大きな大きな財源が必要であります。
それを、国民が簡単に受け入れるか?
少なくとも、政権継続したい今の民主党にはまず無理でしょう。
これは、小泉総理のような強烈なリーダーシップが必要です。


では、高山市はどうするべきか?
今は、大変残念な事ですが、景気はよくならないを前提として行動をするべきだと私は思います。

大変ありがたい事に、私のような積極財政派議員に文句を言われ続けながらも、土野市長は高山市を健全な状態にしてくれました。
市民税がかなり落ち込んでも、何とか市民サービスを落とさないでもやりくりできる状態にあります。


しかし、ここでその余裕が比較的ある財源の使い道を誤ったら・・・
それが、私の今の一番の危機感です。

確かに、景気はよくないですが、国の政策が伴わない市の景気対策は一時的なものに終わり、継続はしない。つまりは、ザルに水を流すようなものだと私は考えます。

では、今から数年間はどうしなければならないか?

ここは、継続する為の最小限の景気対策はする必要はあるが、一番重要なのは構造改革であると言うのが私と荒井氏の共通する考えでした。

しかし、これはマニュフェストに書けるほど簡単に説明できるものではありませんでした。
それに、この政策は4年間では多分全う出来ません。
彼は言い続けました。
『私はやり遂げられる政策しか言いません』と・・・

これが、市民にわかりにくいを与えてしまった部分でもあろうと感じています。
しかし、しがらみのないこの頑固さと強いリーダーシップがこの改革には間違いなく必要であります。

政治家になりたいがためにあまりしがらみを作ってしまうと、そのしがらみが抵抗勢力となり、大きな改革はできないと言う事は皆さんもご理解いただけるのではないでしょうか?

また、強いリーダーシップとは、市長と言う権限ではなく、例え市長と言う名前がなくても自らの能力や行動によって部下やまわりから受ける敬意の事であります。
その力が彼には間違いなくありました。

でも、遅すぎた・・・
この言葉につきると思います。
様々な諸事情があって、遅かった事はやむを得ない事でもあります。

また、私自身の経験不足の責任も大きかったと思います。

では、本丸の改革の説明はまた後日 m(_ _)m  
Posted by 真野 栄治 at 10:59Comments(0)政治活動